APPROACH TO SAFETY

教育

01作業前
ミーティング

リーダーは作業を開始する前に、その日の作業手順、作業量、注意事項その他必要事項をメンバーに説明します。次に、各メンバーはその内容を聞いて、その日の流れと注意事項をしっかりと把握してから作業を開始します。何か不明な点があれば、この時点でメンバー同士がしっかりと情報共有し、より安全な作業を進められる環境を作っています。

02KYT(Kiken Yochi
Training)活動
(毎月)

日頃から危険に対する感受性や予知能力を高めて、実際に業務を行う場で各人が問題解決能力を高めるための訓練として毎月、トラック、フォークリフト、搬出入作業、事務作業の4つのカテゴリーに区分して、全社員が小集団に分かれて、KYT活動を行っています。なお、これらの活動の元となる問題(KYTシート)は各工程の業務に精通した責任者が作成することで、実際の業務に合致したものになっています。

03ヒヤリハット
活動(都度)

ハインリッヒの法則からも分かるように、日頃の不安全作業や不安全環境をいかに早く察知し、会社全体で解決に向けて取り組むかが、事故をなくしていく最大のキーポイントと言えます。よって、当社では現場の作業中に感じたヒヤリとした内容はまず部署に報告されますが、労働安全衛生委員会で他の部署にも共有できる仕組みを整えています。また、輸送に関してはトラックに搭載しているドライブレコーダーが記録した「ヒヤリ」映像を活用することで、より右脳からの理解を促され、具体的な改善活動を進められる活動にも取り組んでいます。

04 訓練(都度))

毎年2月に、各営業所が次年度の年間教育計画を策定します。内容としては、各種資格の取得や外部講師をお招きしてのトラック点検講習会、フォークリフト実技操作講習会など多岐に渡っています。また、ステークホルダーの皆様が求められるご要望が著しく変化する時代にも、しっかりと対応できる人材の育成を図るためにも、営業所からの要望があれば、そのニーズに基づいた講習会を企画・立案・実行するなど、教育体制の向上には日々力を入れています。

05事故検証会
(都度)

実際に発生した事故の状況をそのまま再現して、実際の動きを基に事故の真因を探り、より効果的な対策を立案していく事故の検証会を開催しています。各社員が実際の事故状況を疑似体験することにもつながるので、教育の貴重な場としても活用しています。

06現場勉強会
(全4回)

お客様と接する事の多い社員向けに現場勉強会を実施しています。この勉強会は全社員への理念の浸透と実践を目的に『理念』『マナー』『安全』『技術』の4ステップの内容で開催しています。

07運転者
適性診断
(年1回)

当社では、法律で義務付けられている新人ドライバーが受診する初任診断及び65歳以上のドライバーが受診する適齢診断を受診するのみならず、一般診断も毎年1回は受診するように指導し、年単位の変化を素早く把握できるようにしています。なお、診断結果は運行管理者が個々の運転特性を把握して必要な教育をするための情報源とするだけでなく、本人自身に自分の特性を客観的に見つめ直すメタ認知の機会として活かしてもらい、日頃の安全運転につなげています。

08力量評価

ドライバーや作業員の力量を資格、経験年数、年齢、適性、従事した作業内容、お客様の声などの各指標で定期的に評価し、力量に応じて業務を任せていけるように見える化をはかっています。また、教育訓練の年間計画を策定する上での情報源としても利用し、各社員の力量を段階的に引き上げていけるように活用しています。