TSUKAGOSHIBITO

人財育成と5S活動

当社は “全社員が経営者” である経営を理想とし、経営者視点で行動できる人財づくりに励んでいます。経営者視点とは、会社の行動指針や理念に沿って自発的に行動する人であり、当社ではそれを「塚腰人」と呼んでいます。塚腰人を育成するための手段として最も力を入れている取り組みが、「5S活動」です。仕事において、全ての基本は5Sの精神であると考えています。

5S活動とは

安全・快適・能率的な職場づくりを目指した改善活動

なぜ5S活動なのか

― 導入した経緯 ―

社長も社員と一緒に清掃作業をしています。

当社が5S活動を始めたのは平成7年のことです。導入前は物が乱雑に置かれていたり、挨拶も出来ない社員がいるなどの問題がありました。そうしたことから、ただの「掃除」ではなく「職場改善」と「社員教育」を目的に導入しました。5S(身近な、小さな仕事)ができない人に、大きな仕事はできません。仕事の知識や技術を高めることも重要ですが、このような自分たちの身の回りの改善にも真剣に取り組める人こそ、仕事にも同じように取り組むことができ、真の塚腰人となっていくと考えています。

― 5S活動を通して ―

当社の5S活動では、改善結果以上にその過程で養成される “能力” を重視しています。5S活動に取り組むことで、仕事を進めるうえでも重要な6つの能力が養われます。

― 自発的社員の育成 ―

年に1回、各営業所から運び方を創った事例を発表する「価値創造大会」も開催しており、日々止まる事なく新たな運び方を探求しています。

改善に向けて社員間でコミュニケーションをとり、アイデアを出し、計画し実行する。これらは「自発的社員」の育成に繋がり、日々の業務においても活かされることとなります。5S活動を繰り返し行うことで職場も改善され、成長にも結びつきます。この「常に考え、工夫し、やり抜く」精神こそが、「運び方を創る会社」を築く礎となっているのです。

セルフマネジメント
と責任ある人財

経営とは、“自分自身をマネジメントすること” とも言えます。5S活動を通して身に付く6つの力は、セルフマネジメントにおいて最も重要な要素となります。5S活動で研鑽を重ねることでセルフマネジメントできる人財を育み、組織の強化と社会に対して責任を持つ組織づくりを目指します。