京都芸術デザイン専門学校×株式会社塚腰運送| 産学連携プロジェクト |

京都芸術デザイン専門学校×株式会社塚腰運送

似顔絵作家オーディション似顔絵作家オーディション似顔絵作家オーディション

ABOUT

京都芸術デザイン専門学校コミックイラストコース1回生と協同し、名刺に使用する社員の似顔絵作家を決めるプロジェクトを実施しました。入学して間も無い段階からプロ意識を身に着けてもらうと同時に、自分たちの能力が幅広い業界で活かせることを理解してもらう目的で行いました。名刺が果たす役割を、弊社の業務内容と今後の展望と絡めながら、本質を理解してもらうことで、単にうまく描くだけでなく、仕事として依頼人の趣旨に沿って完成させることの大切さをお伝えしました。約100名の中からオーディション形式で全2回の選考を行い、3名の学生を当社の専属作家として採用しました。

SCHEDULE

  • プロジェクト始動 … 6月
  • 制作開始 … 7月
  • 1次審査(20名選出) … 7月
  • 2次審査(3名選出) … 8月
  • 結果発表/総評 … 9月

総評の様子

似顔絵作家オーディションWINNER

\ 3名がTsukagoshi専属似顔絵作家に決定! /

1 描くのに苦労した点 2 作家として採用されたときor
実際に似顔絵制作の注文依頼を受けての感想
3 社会連携授業を通して学んだこと

似顔絵作家オーディションM・Yさん

  • M・Yさん
  • M・Yさんの作品2
M・Yさんの作品
やはり似顔絵ということで、依頼をいただいた方の顔に似せなければならないという点です。その方の特徴を捉えつつ、誰か分かるように制作していくのは難しかったです。
自分で頑張った作品を評価されて、この絵柄で似顔絵を描いて欲しいと言って下さった時は頑張った甲斐があったと感じたと同時に、素直に嬉しく思いました。
今回は名刺の似顔絵制作ということで依頼を頂き、こうして幅広い業界に自分の能力を活かせる事、また、自分の作品を評価されて、依頼を受けて、初めて仕事として成り立つ事を学びました。依頼を受けたからには私自身もそれに真摯に応えなければならない、と改めて学ばせていただきました。

似顔絵作家オーディションM・Hさん

  • M・Hさん
  • M・Hさんの作品2
M・Hさんの作品
リアルな人物の特徴をイラストで表現するのが難しかったです。特に鼻、目、口のパーツは何度も試行錯誤しながら描き、本人の雰囲気が伝わるよう意識しました。
採用され、依頼していただいた時はとても嬉しかったです。仕事として絵をかくのは初めてなので、ちゃんと期待に応えられるかという不安もありましたが、それ以上にとてもワクワクしました。
一番は責任感だと思います。名刺のイラストという大事なものを任せていただいているということで、普段とは違い緊張感を持ちながら取り組みました。自分の絵を商品にするという、貴重な経験をさせていただいていると感じています。

似顔絵作家オーディションK・Hさん

  • K・Hさん
  • K・Hさんの作品2
K・Hさんの作品
1次審査は、モデルの方に直接お会いさせていただいたので特徴を捉えることができましたが、2次審査の3名は写真だけを見て描かなければならなかったので、特徴を捉えてイラストにするのが苦労しました。
自分の絵を始めて企業様に認めてもらってとても嬉しかったです。作家として採用されて、自分が描く似顔絵に自信がつきました。以前から友達の誕生日の似顔絵イラストを描いてきましたが、それがこの場で役立ったことが実感できて嬉しかったです。
今まで自分の好きなように描いてきましたが、この授業を通して相手の求めているものを理解して表現することが大切だとわかりました。

VOICE

先生からのコメント

名刺は社会人にとってはいわば「分身」であり、顧客の方々と社員の皆様の出会いを支える重要なツールです。そうした大切なイラスト制作に本校1回生がチャレンジしました。全員にとって企業課題は初めてで、社員様の優しくも真剣な様子から、人に求められる「仕事」というリアリティを実感する機会となりました。似顔絵は描き手と描かれる人の間には親密なコミュニケーションが生み出します。本校学生の描いた似顔絵が塚腰運送様と社会とのつながりを広め、深める一助になれば幸いです。