TV用大型液晶パネル続落
TV用大型液晶パネルに下げ基調が強まっている。42型以上の大型TVは想定はど普及に加速がつかず、モニター仕様パネルを搭載した19W型の低価格小型TVに人気が出ていることが要因。大型TVを普及させたいメーカー側の以降で40型以上は継続的に価格が下がってきたが、売れ筋だった32型にも下落の波が押し寄せてきた。32型はシャープとサムスン八世代ラインの取れ数を15枚から18枚に増やす。歩留まりが向上すれば、出荷枚数の増加と六世代並みの製造コストが実現できる。ただ、米国はサブプライム問題で消費が低迷、オリンピックを控えた中国も四川大震災の影響で購買意欲が削がれそうで、「年末商戦時にはさらに値頃感が出る」(アナリスト)。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(引用元：半導体産業新聞　2008.5/28　第1792号　P3)