この度、JICA（国際協力機構）日系受入事業の一環でブラジル、ペルー、パラグアイから来日された8名の日系研修生の方々に向けて、5S見学会を実施しました。本研修は「5Sと改善」をテーマに日本企業の取り組みを学ぶために（一財）海外職業訓練協会様が実施されるもので、研修生の皆様は約1ヶ月の日程で日本に滞在、京都での企業見学として5月25日に来社頂きました。
弊社が5Sに取り組み始めた理由と成果、現在の問題点をご説明した後、実践事例のご紹介として久世橋営業所とウエスト営業所をご案内しました。
当日の様子を少しご紹介します。


南米の各国では5Sについて学ぶ機会はありつつも、国内での実践事例があまり無いとのことです。
研修生の皆様は現地の日系企業や公的機関で経営管理に就かれる方が多く、見学中も「5Sは就業時間中に行うのですか？」など次々と質問が続き、5S活動について理解を深められている様子でした。


机の中や備品の5頓、外出ボードや掃除当番表など、事務所の5Sにも関心をお持ちでした。
ブラジルでは、雇用確保の観点から掃除を業者に依頼するため、社員だけで清掃を行うことは難しいとのことで、事情に合わせた工夫の必要性を感じました。

久世橋営業所見学後の記念写真です。スペイン語通訳の方と引率の海外職業訓練協会様を含めて10名に来社頂きました。
これを機に、弊社においても5S活動に更に磨きをかけ、サービスの向上に努めて参ります。
弊社の5S活動についてはこちらから＞＞https://www.tsukagoshi.ne.jp/works/5s/