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木材の消毒の流れについて

時事|2008.11.12

 梱包材に用いられる木材の原料はマツが主である。近年問題となっているのは、マツ枯れを引き起こす原因となるマツクイムシの存在である。梱包材としての木材が熱処理や消毒処理の義務を課されることが主流となっている。EU諸国をはじめとして、各国で輸入梱包品の木材に消毒済みの証明が必要となっている。消毒済みとして木材にISPM No.15というスタンプが押されることが主流となっている。
 ところで中国においては長く消毒済みの証明書を添付する義務が課される時期があった。その証明書の回避方法として梱包材をすべてベニヤ合板とする方法が取られてきた。ベニヤ合板はスタンプ証明が不要な木製梱包材として使用されてきたからである。
(参考: 社団法人 日本荷主協会 HP)