仕事は楽しくなければならないと思う。
なぜか?
現実的な話であるが、人生を振り返った時、たとえば23歳で就職するなら、65歳までの長い時間の為に、人は一生懸命学校で勉強するのではないか。人によってはそうではなく、一生を素晴らしいものにするためである、又は老後を素晴らしい人生にするためであるという意見もあると思う。しかし、実際、私たちは世の中に出るために、世の中で役立てるために学業をつんでいるのではないかと思われる。その40数年間の限られた時間の中で休暇や睡眠、食事などの生活時間、通勤移動時間など端数の時間を差し引くと、活動時間のほとんどが勤務時間になるのである。
よって、現実的に勤務時間が自分の人生そのものになる。その時間を如何に充実したものにし、如何に成果を上げ、如何に仕事をして楽しむかにかかっていると思うのである。自分のしたい仕事を見つけること、その仕事に夢中になること、それが楽しむということだと思う。けっして会社から与えられるものでも、先輩から与えられるものでもない。どのような仕事に就くにせよ、自分で“仕事そのもの”の楽しみを見つけていくことであると思う。それがいい人生を送る事に繋がると、私は思う。
取締役総括副本部長 塚腰智之