エンゼルへの思い

 休日の日は殆ど一日中水槽の手入れをして過ごす毎日です.
今私の90cm 水槽には、4年間じっくり飼い込んだ7匹の野生のアルタムエンゼルが悠然と泳いでいます。自分の口から言うのも変ですが、エンゼル独特の上下に長く伸びた背びれと尾びれ、均整のとれたスタイルの素晴らしさ、肩先のコバルトブルーの輝き、正にこれぞエンゼルと言える魚だと思います。
繁殖種の色々のエンゼル、最近では赤いエンゼルまで出回っている昨今ですが、私はこの野生の素晴らしいフォルムのエンゼルが大好きで毎日世話が出来る事に幸せを感じる今日この頃です。
 それでも、このエンゼルと始めて出会って今日まで10年はかかつたと思います。
始めは購入しては死なし、購入しては死なす連続でした。いったい何匹死なせてしまったことでしょうか。

 
 私のエンゼルとの出会いはもっと古く私の中学生の頃にさかのぼります、戦後始めて熱帯魚が売り出された頃です。当時はもちろん今のようなショップは無く、百貨店の屋上で、それも夏だけ売り出されていました。
ここで初めてエンゼルを見て、( もちろんアルタム種ではなく、繁殖種の元になっているスカラレ種ですが ) どうしても欲しくなり、修学旅行の小遣を使わず2匹のエンゼルを購入したのが、私とエンゼルの最初の出会いでした。
 最近では水槽内での水草の飼育が盛んに行われるようになり、よく茂らせた水草の中を泳ぐ魚とのハーモニーが人気になっています。
私も、もっと大きな水槽にアマゾン独特の水草をいっぱいに茂らせ、このエンゼル達を泳がせるのが夢です。そしてこの野生のエンゼルの繁殖こそが自分のライフワークにさえ思えるようになっています。
 拉致もない話を長々と書いてしまいましたが、アルタムエンゼルと私の自慢のグッピーウインエメラルドの写真をみていただいて、終わらせて頂きます。
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                                      18,11,14 部長 中澤宗治

投稿者 tsukagoshi : 09:00 | トラックバック