「大塚国際美術館」は、大塚製薬グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市国立公園内に設立した日本最大の常設展示スペース(延床面積29,412平米)を有する「陶板名画美術館」です。地下5階、地上3階の広大なスペースには、ピカソ、エル・グレコ、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチの作品を始めとして1000余点の陶板画として再現されています。
一番印象に残っているのは「システィーナ礼拝堂」です。
殆どの人が美術の教科書などで一度は目にしたことのある「最後の審判」や「アダムの創造」の大壁画を、小さな写真ではなく建築的な環境を再現し元の状態に近づけた展示は、偽物と分かっていても荘厳な気持ちになります。
また、環境展示として心に残ったものは、「スクロベーニ礼拝堂壁画」です。
壁画の背景が濃い青で統一されて、ジョットとその弟子達による宗教画が浮かび上がり、青の部屋に癒される感じがしました。さらに、レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」は修復前と修復後の両方が展示されていて面白かったです。
下の階から古代、中世、ルネサンス、バロック、近代、現代と階を上がる毎に時代が新しくなり、日の光も建物の中に入ってきます。訪れた日は天気も良かったので、ピカソのナチス・ドイツによる無差別爆撃に対する抗議の意思表示として描いた「ゲルニカ」の展示物の前まで来ると、全面硝子張りの窓からキラキラと太陽の光が差し込み、悲劇を描いた絵の前なのに清々しい気分と絵の衝撃とが相まって変な気分でした。
展示物が多くて観てまわるのに少々くたびれてしまいますが、途中お茶を飲むスペースやレストラン等もあり、休憩しながら回ればよいと思います。
私は休みなしで一気に回って4時間位かかりました。熱心に観る人は開館から閉館まで居る人もいるそうです。
建物は山の斜面を利用して建ててあるので、外から見るより中に入った方が広く感じました。四国に入ってすぐの所に建っているので、海が近く、鳴門の渦潮を見る遊覧船が美術館の近くから出ています。
私の好きな画家はというと、ルノワール、モネ、コロー等です。
ルノワールやモネの絵を美術館で初めて観たとき、なんてあたたかい光を感じる作品なのだろうと思いました。コローの風景画はなつかしさを感じ、心が休まり、いつまで観ていても飽きません。でも、もし部屋に飾るとしたらデュフィやカンディンスキー等の抽象画が楽しくていいので選ぶと思います。
日本人の好きな画家を挙げるとすれば、北斎なんかはセンスが良くて好きです。
次はどの美術展に出掛けようかと考えているところです。
(上鳥羽営業所 升田)
ゴールデンウィークにカンボジアへ行ってきた塚腰ロジスティクスセンターの三人から写真が届きました!
川遊びをする現地の子どもたち。
市場の乾物売り場。
遺跡前での記念撮影!
アンコールワット内の様子。
カンボジア最高!!アンコールワット最高!!
わたしの前世はカンボジア人だったのでは!?と思うくらいカンボジアにはほっとするような何か通じるものを感じます。
みなさんも一昔前のようなのんびりしたカンボジアの雰囲気&アンコールワットの神秘的な雰囲気を一度体験しに行ってみてください。 (国際課兼営業開発課主任 山下)
今回初めてカンボジアに行きました。
地元の方たちのおかげでツアーでは行かないところに行ったり、地元の食堂で食事をしたりするなど滞在中ものすごく楽しく過ごせました。 (国際課 地)
湿度が恐ろしく高いカンボジアでは、一日に2、3回シャワーをするのが普通のようです。郷に入っては郷に従えと、私たちもシャワーをしては出掛け、戻ってはまたシャワーをするという繰り返しでした。
ありとあらゆるカンボジア料理を楽しんだり、夕方には、遺跡の上から森に沈んでいく夕日を眺めたりと、すっかりカンボジアに魅了された6日間でした。 (営業開発課 益田)