半導体/FPD/電子部品・材料 価格相場情報

512MDR AM、底値の展開

                                                         パソコンの主力汎用メモリーであるDRAMの価格は、底値をさぐる展開となっている。すでにスポット市場では価格が反発しているが、大手需要家渡しではいまだに下げ止らない。国内のパソコン出荷はビスタ効果がまったく表れず、販売は期待を裏切っている。こうした需要の弱さが続くなかで、サムスン、ハイニックス、エルピーダメモリなどの各社の供給は潤沢であり、このため需給バランスが悪い。現状で512Mタイプは210〜240円の水準で、これを下回る取引も多い。DRAM製造のペイラインを割り込む価格水準であり、「もはやここが底値」と見る向きも多い。このため、7月以降は大手渡しでも価格反転の可能性は強い。

               (引用先: 半導体産業新聞2007年6/13(水)、第1743号P3)


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